Archive for June 2004

27 June

第25話「新選組誕生」



最近、大河「新選組!」で個人的に浮上しつつあるのが、山本太郎さん演じる原田左之助です。おちゃらけキャラと思っていたのが(すみません)、先日のシビアな一面を観てからというもの、彼の人生そのものに興味を持つようになりました。
「生きるために何でもしてきた」という言葉をさらりと言ってのける強かさ、「戦じゃあためらった方が負け」という彼なりのスタンス。きっといろんな修羅場をがむしゃらに潜り抜けてきたのだろうなという重い言葉でしたよね。

もちろん基本的には生命は尊いものですし、無駄な死を招きたくない山南さんの苦悩も分かります。しかし、一度刀を抜いてしまった以上相手の人生を背負うだけの覚悟があるのかどうか、真剣勝負という意味では左之助のほうが筋が通っているような気がします。

この回は、佐藤浩市さん演じる芹沢鴨と後に誕生する新選組との対決を観る上で一つの山場となる回でしたが、何故か左之助に心惹かれてしまった管理人でした。
芹沢暗殺については、後日ゆっくり感想を書きたいと思います(汗)。
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06 June

第22話「屋根の上の鴨」

今日も盛り沢山の内容でした。芹沢と近藤の確執、壬生の日常と背後に潜む長州の影、沖田の葛藤と、どれも目が離せない内容でしたが、私はお忍びで来られた容保公の後ろで思わず顔が綻ぶ近藤さんの顔が一番印象に残りました。
この時の近藤さん、どんなに容保公を誇りに思ったかしれないでしょうね。藩を超えた、ある意味脆い関係ではありますが、近藤さんにとって容保公は主君に値する存在なのでしょう。
近藤さんのなんとも言えない誇らし気な表情から、確固たる主従関係が見えてきたように思います。
なんだか、本当に嬉しかったですよ(笑)。会津にある近藤さんのお墓の景色が浮かんでしまいました。
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